もくじ
TJAPlayer3では、状況や利用用途に合わせてサウンドタイプを3つから選べることが出来ます。
汎用的 DirectSound
ゲームに特化したサウンドを鳴らすための、Microsoftが作ったソフトウェアです。
- メリット
- 基本的にどのWindowsパソコンでも再生されます。
- 一度Windowsのミキサーに通すので、Windowsの効果音や通話を同時に再生できます。
- 録画・配信ソフトに音が入ります。
- デメリット
- 遅延が他のサウンドタイプと比べて大きく、低性能なPCほど遅延が大きくなります(遅延の程度は、WASAPIと等しいかそれよりも大きくなります)。
- 一度ミキサーに通すので、音質が劣化します。
- 曲プレビュー用音源の生成に時間がかかり、瞬間的にソフトが止まります。
低遅延 高音質 WASAPI
Microsoftが作った新しいオーディオAPIです。
- メリット
- DirectSoundと比べて遅延が少ないです(20ms~)。
- 直接サウンドデバイスにデータを送信するので高音質です。
- デメリット
- WASAPIモードで起動中の場合は他のソフトウェアの音は聞こえないか、他の有効なデバイスで再生されます。
- 録画・配信ソフトに音が入ることはありません(ループバック機能があれば話は別ですが)。
超低遅延 高音質 ASIO
高級なオーディオインターフェースなどで機能するドライバです。
- メリット
- この3つのサウンドタイプの中で一番遅延が少ないです(1ms~)。
- こちらもWASAPIと同じく、高音質です。
- デメリット
- 環境がかなり選ばれます。オーディオインターフェースやサウンドカードが必須と言えます。
- ドライバのダウンロードが必要です。
- WASAPIも同じく、起動中の場合は他のソフトウェアの音は聞こえないか、他の有効なデバイスで再生されます。
- 録画・配信ソフトに音が入ることはありません(ループバック機能があれば話は別ですが)。
制作者のオーディオ環境では…
音に関しても素人に近いので正しいかどうかの保証はないです。
使用しているオーディオインターフェース: AG-03 (ヤマハ)
- DirectSound
- 使用しているパソコンがミドルハイなので、所持している他のパソコンよりも遅延は少なく感じます。
- キーボードでの操作は違和感ありませんが、太鼓型コントローラーを使用すると効果音のズレに違和感を感じます。
- WASAPI
- 遅延表示では31msと表示されています。
- DirectSound時に感じてた太鼓型コントローラー使用による違和感はなくなっています。
- ASIO
- 遅延表示では4msと表示されています。
- 正直に言うと、WASAPI時とあまり変化を感じません。たぶん鈍感なだけです。
- ドライバはヤマハ公式のドライバを使用しました。